『ブラックジャックによろしく』によろしく
第59話(がん医療編・18)「プロポーズ」

2003/07/04

「第59話 プロポーズ」

昔、十五年位前になりますが、永井明氏の『ぼくが医者をやめた理由』を
読んでいたく感動した覚えがあります。(同じ頃読んだ『医学生』という
本が大嫌いだったこともあって)
そう思うと彼は先触れの一人だったんですね。
その時思ったことは、「ああ、この人はそうせざるを得なかったんだ」、
ということでした。全部のお医者さんにやめられては困りますけどね……。
自分にも他人にも嘘をつけなかった結果の選択がこれなんだ、と。

さて、今回はあまり感じたことが変化しないうちに書きたいと思います。
実を言うとあまり多くを言いたくありません。
児玉さんの初登場シーンがあまりに可憐で花のようだったので正直言って
かなりキツイです。
作者はこの児玉さんの目の黒目の部分にペンを入れる時どんな気持ち
だったのだろうと思います。
今回ばかりは出先で読んでいてよかったと思いました。

・Three times,

そういう結婚か……。
本当の好きとはなんなのか。
私はあなたが、バカだなんて思いません。
未来も過去も、作るのは今なんだよ。
危険な発想でも、思いません。

・YES

児玉さん……

うれしかった?

幸せだった?

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