『ブラックジャックによろしく』によろしく
第89話(精神科編・10)「新聞の作法」

2004/06/08

皆さんこんにちは、えれです。

さて、今回タイトルだけはこのようになっていますが、私は今週の感想はできません。
ごめんなさい。
色々考えていたこともあったのですが、どうかお許し願いたいと思います。
そしてこのような場所でこのようなことを本当にごめんなさい。


なぜ現実はこんなに簡単にすべてを吹き飛ばすのでしょう。
私は今とてもつらいです。
無関係なはずの自分が(いや、本来ならこんなことに「無関係な場所」などあるはずは
ないのだが)これだけ打ちのめされているのだから、関係者の皆さまのショックは
どれほどかと思います。


私は遠くのできごとに傷ついた自分を責め、また傷ついたことでも責められ、
「やったほうが悪いに決まっているだろう!」と怒鳴られ、
でもこんな光景は日本中のいたるところで起きているのかもしれませんね。


こんな時には大人がしっかりしなければいけないのだとは思っても、私はどうしていいか
分かりませんでした。
自分自身が迷っている小さな子供でした。

では、もしそんな悩み迷っている子供がいたとしたら、なんと言ってあげるだろうかと
考えました。
これは自分の胸のうちの行き迷っている小さな女の子への気持ちです。
つたなくても自分が出した結論です。


・アンサー

もしも傷ついて泣いている小さな子がいたら
「疲れていないか」と聞こう。「少し休む?」と聞こう。
君がどこでどんな失敗をしてしまったかなんて私には関係ない。
今、目の前にいる君だけが大切。

添い寝してあげよう。
泣いていいよ、そうしていたいだけ。
安心するまで抱きしめてあげよう。
あったかくしてね、そばにずっとついているから、
君が眠るまでここにいよう。

「君はいい子だ」と言おう。
「ちゃんと知っているよ」と言おう。
じっとしていよう、静かな時間が流れていくのをただ受け止めよう。
君を愛しているよ。

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