『ブラックジャックによろしく』によろしく
第106話(精神科編・27)「今ここにいる理由」

2004/11/15

皆さんお元気ですか? えれです。
私は元気です。(^^)/

さて、この間、私の大好きなアーティストOさん(恥ずかしいので名は秘す)
の番組にこれも大ファンのTさん(同)がゲスト出演する、ということがありました。
私はこの二人のファンをやってけして短くはないのですが、この二人が一緒に
何かやったということは、寡聞にして聞いたことがありません。
だから、私にとってそれは、ずっとこういう日を待っていたとしても不思議ではない筈
だったのですが、実際に二人が並んで画面に収まっている所を見ると
ごちそうとごちそうを一緒に出されているような、すごーく妙な気分だったのです。

自分はつくづく貧乏性なんだと思いました。
一応言っておきますが本当に二人ともファンなんですよ。
もしかしたら、待ちすぎたのかも知れません。
まぁ二人ともいい年だしな…わたしもな…。

さて、どうか今回もお付き合い頂けると嬉しいです。

不思議なことに今回とても「精神科編」らしいお話だ、と感じました。
なぜかな。


・「一人にしないで」

コミュニケーション・ツールのようなものだろうか。
ただ一つしか知らない方法をすべての人(男性)に応用しようとする早川さんだった。

男女や人間同士の結びつきのあり方がそれだけではないのだと、小沢さんのおかげで
気づきつつある筈なのに、強く強く自分を責めている彼女はそれに飛び込めないのは
大変に痛ましい。


・あの人は違う

早川さんは自分の本心に気づきたくない、小沢さんを心の底ではどう思っているか
指摘されるのがこわいのだ。

まぁ私も同じことを言い当てられたら嫌ですけどね(^^;


・特別な人

例え周囲からはどう見えようと、彼女は彼女なりの理屈で動いているということがわかる。

彼女のやり方を薦められないのはもちろんのことだが、それがどんなにサディスティックな
表現方法に見えようと、本人はそれを貫こうと必死なのだ。

多分愛とはそれぐらい見つけるのが困難なものなのであろう。

一生生きていて掴めるか掴めないかぐらいのものなのであろう。

だから、落ち込む必要はない。

そしてもし出会えたら、心から幸運を喜べばいい。

もしかしたら続けることと育てることも、その最も近道の一つかもしれない。


・ここにいる理由

どうしてここに来たと思いますか、との問いに早川さんはうまく答えられない。

このあいまいな記憶、ここに何かの核心に至る鍵が隠されている気がするのですが…

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