『ブラックジャックによろしく』によろしく
第109話(精神科編・30)「僕と彼女の居場所」

2005/02/04

皆さん、お元気ですか、えれです。
寒いですね(^^;
皆様もお風邪などひかれませんようお祈り申し上げます。
お互いに気をつけましょう!

さて、私は前回、
「もっと愛するために愛(感情)を捨てる、私の中にこんな逆説的な思いがあります。」
と書いたのですが、これはよく考えると、捨てるものより得るもののほうが大きいからで
しょうね。(それが何かは分からないなりに。)
でも私は、神ならぬ人の身なので、何かにかじりついてでも一つ一つ分かっていかなければ
ならないのだと思います。

そして、上でカッコ(感情)、として書いた「愛」とは、厳密に言って最初に書いた「愛」とは
分けて考えなければならないのではとも思います。
俗に言う「自己愛」と言うものが、もっともこれに当てはまりやすいでしょうが、あっさりそう
言い切るのには抵抗のある種類の感情もありますので、今は「想い」ぐらいにしておきましょうか。

それでは、今回もどうぞおつき合い下さい。


・「私はあなたが望む限り あなたの主治医であろうと思っています」

こう言ってもらえたら安心、というかうれしいだろうなぁ。


・ここで止まってはいけない

「ウチの母が喜ぶだけですよ」

もう新しい自分自身が小沢さんの中にでき始めた、(それはもう以前から見え隠れは
していたんだけれども、)そういうことなんだと思います。


・待っていていいですか

小沢さんの目は今の早川さんだけでなく早川さん自身の幸福や未来に向いている。
それを頼もしく思う。


・あの二人の姿を街の中でみかけたい

この願いがかなう日は来るのだろうか。


さて、今まで恐れられながらまだ予測の外であり、想像のみで語られるだけだった「外」が
小沢さんや斉藤の前に具体的にたち現れる。
まず最初の壁は、かれらに何をもたらすのでしょうか?

* * *

(後記)
逆風、(と言うにはあまりに被害者が無念な)無残なことばかりが起こります。
他所では過激な意見も目にします。
私は何がしたいのか、自分の意見を守っていくだけでも勇気がいる、
消えそうな意見、もしそれで消えてしまうのなら、最初からやる資格などなかったのだ。
そう思って、吹き消されそうな気持ちを抱きしめています。

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