『ブラックジャックによろしく』によろしく
第113話(精神科編・34「拒絶する世界」)

2005/04/17

皆さんこんにちは、えれです。
お元気ですか?

はい、今回とっても遅くなってしまってごめんなさい。
実は今回は内容にめげてしまって、1回お休みをいただこうかと
思ったくらいなのですが、1回休めば次にお話したい事ができた時に
しづらくなる…と考えて思い直しました。
いつもより短めなのは許してくださいね。

やはり今回恐ろしかったのは小沢さんが“何もしていなくとも”
通報されてしまったこと。

そして追われると人は何故か逃げてしまうんだな。
そして逃げた人間は何か“負い目があったから”ということになってしまう。

偏見が犯罪を生み出している事例が周りにもないだろうか…
とそういうことも考えました。

また、背筋が凍るほどの親子の葛藤。

私は昔から早川さんと早川さんのお母さんが似ている似ていると書いてきましたが、
小沢親子も容貌はかなり似ている。
ある意味同じ人間の中の二つの心理のせめぎあい
(自立しようとする心とそれを阻もうとする心)
を表しているとも見えなくもない。

息子の手を離そうとしない母。
この判断は完璧に間違っているが、彼女の中では正。

「僕を外に出さず閉じ込めておきたいの」
小沢さんは言う。

「病気になってごめんなさい…」
こんな言葉を子供に言わせてはならない。
少なくとも私は、親に存在を恥ずかしいと思われて生きてはいけない。

早く、間に合え、斉藤くん、間に合え……

彼が行って何も止められなくても、今小沢さんの味方はこの世でただ一人しか
いないのだから。


さて、このお話は隔週連載ですが、予告によると次週も載るみたいです。
22日は最新11巻が、そして雑誌サイズ総集編2冊が、
前日にはモーニングが発売と楽しみですね。
大変だけど頑張ります(^^;
それにしても総集編が見つけられるか(いつもの本屋に置いてあるか)心配…

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

戻る