『ブラックジャックによろしく』によろしく
第124話(精神科編・45「屋上の戦士」)

2005/10/07

皆さん、お元気ですか? えれです。
暑かったり寒かったりで私はちょっと風邪気味です。
皆さんも体調には気をつけて下さいね。

さて、今回の124話を読んで、ああ、ついに終わるんだなぁと、
この「精神科編」には実に一年半以上苦しめられてきた訳ですが
(いや、別に誰かに強制された訳じゃありません、私がやることを選んだんです、ハイ)
いざこうして「もうすぐ終わるんだよ」と語りかけられるようなシーンに出会うと、
感慨無量というかすごくさびしいです…。

そんな中、このスッポン鍋屋さんのシーンは私のお気に入りのシーンです。
ああ、こういうホッとしたところが読みたかったんだな、こういうホッとした所も
この漫画にはあったんだな、と思えるのがうれしいのです。
しかしこの二人(伊勢谷先生と門脇さん)仲がいいんだか悪いんだか。
とにかく二人とも斉藤君を気に入ってること(というか斉藤君に変えられた二人なこと)
は確かなんですね


景色はそれまでと同じだけれど、十年前とは確実に違う。
きっとどこかに、今こうしている間にもその“戦士”たちはいて、苦しんでも、
血を流したりしても、戦っている。誰かの為に。もしかしたら私の為に。

伊勢谷先生と門脇さんの固い握手がそれを教えてくれます。
そう思うと、なんだかうれしくなる、心強くなる、希望が湧いてくる。
ありがとう。

そして、ついに伊勢谷先生の過去の体験が語られ始めます。
昔の精神病院の実態でこういう事例があったこと(いや、特殊な例ではなかったこと)
については、私も少しは調べなかった訳ではないので一応は知っています。
でも、次回を読むまでは怒りを持たずこの文を終わらせたいと思います。
皆さん、次回も元気でお会いしましょう。


(怒り…わたしの中にはやっぱり二つの原動力があってそれは怒りと愛(想い)なんだなぁ。
昔は怒りだけがそれだった。でもそれじゃ結局何にもならない事に気づいた。憎んでばかり
では先に進めないからね。本当の怒りはその出番まで取っておくの。人間一生のうち必ず
それが必要になるときがある。その時あわてないためにね。)

戻る