『新・ブラックジャックによろしく』によろしく
第5話(泌尿器科編・5「すれ違い」)

2007/02/20

こんにちは、えれです。
今スピリッツは月曜日の帰りに家族に買ってきてもらうのですが、
昔モーニングだった頃は水曜日の23:30にコンビニまで走っていって
(つまり一日早く)買ってきていました。
そんなことを懐かしく思い出しました。

さて、「新・ブラックジャックによろしく」も5話目ですね。
それでは、また少しの間おつきあいください。

・病棟

かけつけた斉藤を待っていたのは、赤城の糖尿病であるという告白だった。
発祥するのは10万人に2〜3人という難病。
やりたいことが何かわからないという赤城さんに斉藤くんは何もこたえられない。


・10年後の生存率

糖尿性腎症の患者が10人いたら10年後も生きているのはふたりだけ。
なぜ赤城は移植を望まないのか。斉藤くんの胸に疑問が走る。
そして近藤せんせいの移植への立場がはっきりする。
「あんなもの医療とは呼べない」。

果たして腎移植は(生体も脳死も他も合わせて)是なのか非なのか。

「自分の腎臓を差し出すつもりがないのなら、移植なんてすすめるべきじゃない」
感傷を排したもっともな言葉です。


・皆川

相変わらず皆川さんと連絡が取れない斉藤くん。
でも携帯をかける瞬間にも思っているのは赤城さんのこと。


・ナース入れ替え

皆川の苦しみの原因はこれなのか。
しかし117Pラストのコマの斉藤くんはすごい顔してます。


・臓器提供移植カード

私が何度も持とうと思って未だ持ち得ないのがこれです
こう書いている今も決心がつきません。
死んだ時はやっぱりきれいなからだでいたいというのが本音です。
私も斉藤くんと同じなんです。


・脳外科

やはり皆川ちゃんの悩みは脳外科への異動だった。
長く続く階段の上の孤独。

「あなたまで仕事をさぼると本当に彼女には戻るところがなくなる。」

沈む夕日は明日には三人に何をもたらしてくれるのでしょうか。

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