『新・ブラックジャックによろしく』によろしく
第10話(移植編・10「臓器を提供するということ」)

2007/04/10

皆さんこんにちは、えれです。
お元気ですか?

さてスピリッツを買い始めて4ヶ月目、だんだんお気に入りの漫画とかもでき始めて、
これはいやに長くひっぱるな〜とか、これはコミックス買いに走らなくちゃ!とか
楽しいです。
でもスピリッツは基本的にグラビア誌なので買うのはとても恥ずかしいです。
実は手に取るのも恥ずかしいです。
昔、村田蓮爾先生の表紙目当てで「快楽天」を買っていた時より恥ずかしいです。
だから家族に買ってきてもらうんだけどね。彼もきっと恥ずかしいでしょう。

では、また今回もしばらくおつきあい下さい。


さて、当然赤城さんの反発を招き、皆川ちゃんとの仲にも決定的亀裂をもたらすであろう
決断を斉藤くんがしたのが前回までのお話。

一体医者の領分はどこまでなのか…。
自分の身を削るということがどれほどのことなのか。

わたしは以前精神科で8ヶ月のスパルタ・カウンセリングを受けた時、
“心の皮膚”を移植してもらったと思いました。

何も身体に限ったことではありません。
あくまでも自分の思う医者であろうとする斉藤くんには当然のことだろうと思います。
例えひとりでは一人の命しか救えなくても。
(残念ながら腎臓は人間にふたつしかありません。)

踏み出せない一歩。
その一歩は予想を遥かに超えて大きい。

ついていく、と言われてまで問いかけを皆川さんにつきつける斉藤くん。
彼の気持ちが本当に皆川さんにあるのか、あるいは誤解なのか(人間は自分のことだって
誤解しますよね)錯覚なのかわたしには分からない。


ベランダから外に出ます。
今日もいい天気です。
少なくともいまのところ東京は平和だということです。

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