『新・ブラックジャックによろしく』によろしく
第17話(移植編・17「仕事の相手」)

2007/08/08

え…えれ。当サイト管理人。 た…たいちょお。道連れの人。

え「今回のこのラストはいいですね」
た「うん、ものを美味しく感じることなんかこれまで忘れていたんじゃないのかなぁ」
え「じゃあ今週の1枚はこのラストのコマで」
た「同感。」
え「満場一致ですね(笑)。で、今回皆川さんの名前が“由紀子”だとわかった。
  思い違いでなければこれは初めてだと思うんですが…」
た「“泰子”じゃなかったのか」
え「あれはドラマでしょう。」
た「で、今回斉藤は電話かけてるだけ。」
え「電話かけてる彼って〜おかしいよねと笑って〜♪(註:替歌)」
た「歌は歌わんでよろしい(笑)。で、また今回新事実が分かった。植物状態の患者、
  つまり遷延性意識障害の患者は三ヶ月しか同じ病院にいられない。」
え「以前、透析患者がいれば保険から500万円以上のお金が病院に入る、というのが
  ありましたが今回は全く逆ですね」
た「いうなれば言葉は悪いけど病院の“不良債権”な訳だ。」
え「またかよ! という感じですが。わたしは精神科には通院しましたが、健康だから
  知らないでいられることがあるんですね。これって能天気ってことなんでしょうね。」
た「ふうん。でも問題は切実だよ。いつかはというか明日は自分のことかも知れないんだから」
え「上映待機の映画にマイケル・ムーア監督の『シッコ』というのがあるんですがこれはぜひ
  観たいですね。アメリカの医療の暗部を探る作品です。日本とは少し事情は異なるかも
  しれませんが…試写会当たるといいな(笑)。まぁその時はよろしくお願いします。」
た「はい(笑)。で、今回の皆川ちゃんは大変いさぎいいね。」
え「はい。」
た「「私が仕事をする目的は…病院や砂川さんの奥さんに気に入られるためではない…」
  こういう自覚が必要だと思う訳」
え「そうですね、わたしもこんなHPやってますけどもそれは誰かに気に入られる
  ためではなくて…それはよい反応が返ってきたらうれしいし、実際もっと多くの人に
  見てもらえたらとってもうれしいけど…やっぱり最終的には自分の為。ちょっと矛盾する
  ようですがいつもたった一人のためにこれをやっていて、その誰か、誰かは分からないけど
  その人に届けばいいと思っている。で、それが誰かの心を少しでも打ったらそれは望みが叶った
  ということであり、多くの人の心にもきっと届いていると思う。そんな感じかな。」
た「うん。でまた元に戻るけど皆川ちゃんは携帯をピッと消しちゃって」
え「「あの人はそういう人…」ええ、そういう人なんですよ、としちゃっていいのかなぁ」
た「誤解にせよこれぐらいの覚悟を持たなければやっていられないと思うよ実際。」
え「“OK区域の孤独”。実際にこれは病院にあるんでしょうけど見せ方が本当に上手いと思う。」
た「誰にも頼らず強くなる、自分の居場所は自分で作る、皆川ちゃんの覚悟の回だったな、今回は。
  これは皆川ちゃんもれっきとしたこの物語の主人公であるという証だ。」
え「それにしても皆川ちゃんドーナツ五個も頼んでますよ」
た「あっ本当だ」
え「ああミスドが食べたくなってきた。」

2007,07,August

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