『新・ブラックジャックによろしく』によろしく
第18話(移植編・18「邂逅」)
2007/09/02
え…えれ。当サイト管理人。 た…たいちょお。道連れの人。
(今回遅くなりましてすみません。また、中で「今回の一枚」を選ぶのを忘れています。
どうもすみません、次回はいい仕事します。)
え「うーん」
た「どうしたの」
え「いや、今回なぜかイラン映画の(注・仏合作でした)『サラーム・シネマ』
を思い出しまして」
た「何それ、どういう話?」
え「次の映画出演者を公開オーディションで決めようというドキュメンタリー
映画ですね。それでそのオーディションに集まったほとんど素人の映画出演熱望者たち
の素顔が赤裸々に映し出されるという。なんでこんなこと思い出したんだろう」
た「出演というと、今回斉藤が出てこないね。」
え「はい」
た「もう主人公がいなくても話が進むという。」
え「いや、それはだから今視線が赤城さんと皆川ちゃんに移っているからであって。」
た「前にもこういうことあった? 斉藤が出ない回、」
え「えーと、精神科編単行本10巻の『知られざること、見たくないもの』で確か
出ていなかった」
た「ああ、一晩でアクセスが集中した?」
え「はい。一晩で4,000ヒットを記録しました。今の10万ヒットのほとんど何分の1かに
匹敵するんですよね。」
た「そう言えば1巻は単行本100万部越えたんだよね。それにしちゃうちのサイトは
お客さん少ないね。」
え「うっ。いいじゃないですか! やり続けることに意味があるんです。そうなんですよ!」
た「(笑)力説しなくても。で、今回皆川ちゃんと赤城さんのそれぞれの仕事模様が
写し出されるわけだけど。この対比はうまいね。」
え「そうですね。かたや仕事面が充実してきた皆川ちゃんと、もう業務には支障をきたし
はじめている赤城さんとは…わたし、このインシュリン注射を、以前糖尿病の子供さんが
自分でしているのをテレビで見たことがあるんですが」
た「ほう」
え「それは痛ましいものでした。もう赤城さんは限界に近づいている。」
た「で、会っちゃうんだけど。」
え「もうそこ行きますか。」
た「本当に斉藤なしで話が進む。もう本当に皆川ちゃんと赤城さんがこの移植編の主人公だな」
え「そういう面は確かにありますけど。次回、何が起こるんでしょうね」
た「俺はわかる。次回も斉藤は出ない。」
え「また…」
2007,1,September
※『サラーム・シネマ』
上映時間 90分
製作国 イラン/フランス
監督: モフセン・マフマルバフ
「パンと植木鉢」「カンダハール」のモフセン・マフマルバフ監督が1995年に手掛けた
ドキュメンタリー作品。マフマルバフ監督の新作映画のオーディションに集まったユニークな
人々の姿とその熱気溢れるオーディション風景を映し出す。
1994年、イラン。人気映画監督モフセン・マフマルバフが、新作映画のオーディションの
実施を小さな新聞広告に出した。オーディション当日、会場には数千人の人々が押し掛け、
大混乱となる。だがそんな中、監督はその様子を既に撮影し始めていた。
「今年は映画誕生100周年です。このよき年を記念して俳優志望の人々を題材にした作品を撮ります。
既にカメラを回し撮影を始めました」殺到する群衆に向かい語りかける監督。早くも会場は熱気で
膨れあがる。そして、出演希望者が次々とカメラの前で面接されていく。
(ALL CINEMA ONLINE より)
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