『新・ブラックジャックによろしく』によろしく
第26話(移植編・26「線路脇」)

2008/2/10

皆さんお元気ですか? えれです。
こんにちは(^o^)。
さて早いもので前々回でわが「『ブラックジャックによろしく』によろしく」も
100回を数えました。(←指摘されるまで気づかなかった人)
100回一度も落とさずに感想を書いてこれたのもひとえに皆さんのおかげです。
どうぞこれからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
それでは今日も、がんばってまいりましょうー。


え…えれ。当サイト管理人。 た…たいちょお。道連れの人。

た「この引越しの風景にほのぼの感を感じてしまう俺は間違っているだろうか。」
え「いえ、いいと思いますよ。そういう場面じゃ確かにないんだけれど
  何故かほっとする安心感がありますよね。こういう生活の様子をきっちりと
  描いているのがいい」
た「でねぇ、俺今回のひとコマはこの捨てられるソファの絵にしたいの。
  (第3P1コマ目)何か象徴してるっていうか…」
え「何か痛みがありますよね。異論はないです。」
た「で、このところ俺はこの漫画は読者に向かって“開いている”感じがするの。
  まず漫画として、すごく面白い。」
え「同感です。読みごたえありますよね。前がそうじゃなかったという意味では
  ないんですが、それでナースステーションの噂話。やはり出るか、と。
  当たり前なんですが。落とす…看護師でも偏見からは抜けられないものなのか、と。」
た「それは誰でもそうだよ。で、俺は今の斉藤の立ち位置というか周囲の彼への視線を
  知りたかったんだけどここで出てきた。“有名人”。そりゃ有名にもなるわな」
え「そうですねえ…で、ボートです!」
た「デートだな」
え「それも偏見です。この差し出された手を拒むところがあるでしょう、
  これが上手いと思った」
た「今の赤城さんはこの手を受け入れることはできないだろう。
  彼女にとって救いを求めるのは「敗北」だから。」
え「移植が彼女にとって何を意味するかという話ですね。わたしは前回
  読んだとき分からなかったんだけど、今になってわかりました。
  つまり赤城さんは決して人に助けを求めることができない人なんだと。」
た「ちょっとえれに似てるね」
え「そんな(笑)。幾らわたしが赤城さんびいきでもそれはないでしょう。
  ただ共感するというだけです。」
た「さて、皆川ちゃんの新しい決意だが」
え「二人に遅れたくないという思いが表れてるんでしょうか。自分にハードルを
  課しますね。すごい。こういう風に必ず皆川ちゃんサイドの描写があるのが
  丁寧でいい、」
た「で、肝心なこの時に赤城さんは倒れてしまう、と。」
え「この二人、いや三人はどこへ向かうのでしょうか…うーん、ますます
  この物語の着地地点が見えなくなってきました。でも、次がもう待ち遠しいです。」
た「でもまたきっと読んで苦しむんだ」
え「すべて受け止めるのがこの漫画の醍醐味です。」

2008.2.9

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