ここから3猫メートル

1999/11/29

はー忙し忙し。
まだ12月には1日あるけど、来月になってもきっと忙しいと
言っているに違いない。

今日買った本。
竹本泉「ねこめ〜わく ・・・とかいろいろ」。
一応補注しますが、
「ねこめ〜わく」、とかいろいろ買った、のではありません(^^)

私は1○才の時に竹本先生のデビュー作を読んで以来
乙女の純情奉げ尽くして十有余年(そんなことはない)
とにかくずっとファンなのです。

未来の地球、なぜか突然人間たちが居なくなり、残された猫たちが
サイズそのまま人間たちの文化を継承して生き続けているという世界。
(1人間メートルは、2猫メートルなのだそうだ(笑))

これはその、人間文化を再現しようとドタバタを繰り広げる直立歩行の
猫たちと、元宇宙飛行士でやっとこさ帰還してみたら地球が「猫の惑星」
になっていた、『猿の惑星』のチャールトン・ヘストン並みに気の毒な男
ヘンリヒ・マイヤー、そしてなぜか現代人としてただ一人猫の世界を行き
来できる女の子百合子ちゃんのお話。

(・・・と「猿の惑星」の主演はホントにチャールトン・ヘストン
だったかいな、と思ってその手の本をぱらぱらするうちに
『華氏451』(この映画がスキ)のページに寄り道してしまった、
それは置いといて^^;)

当初猫たちはわがままなマイヤーを(そりゃ帰ってきたら猫しかいなかったら
グレたくもなります)何とかするために百合子を(怪しげな魔法で)呼び寄せ
るのだが、猫たちはどうも畜生であった頃の、もとい人間の膝で休らっていた
頃の文化的背景から逃れられず、人間というものに居て欲しいらしい。
私も行ってみたい、私には夢がいっぱいある、猫ふとんとか、猫ぶろとか、
猫服とか・・・(これは無理か、猫が行っちゃったら情けないし)。

この本には、その「ねこめ〜わく」シリーズの新作と単行本未収録作品、
その他これも未収録の短編などが収められています。
掲載紙がなくなっちゃったからだね(^^;
(最近こういう事ばっかりのような気がするが気のせいだろうか^^;)

でも雑誌スタイルでもこうして一冊にまとまってくれてよかった!
しかしお陰で今日はイメージアルバム「音盤ねこめ〜わく」の曲が
頭を回りっぱなしです。

♪にんげんあるくねこあるくあるく〜 (あ〜るく〜)

♪なんでも 2ばいー!!  いつでも2ばいー!!
♪かわいらしさも2ばいー ふてぶてしさも2ばいー!!

車から見えた標識までタイトルの様に見えちゃいました。

(なお、このアルバムには「振り向けば猫」なんて名曲もあるよ!)

* * *

カート・ヴォネガット無事ゲット!
最後の2冊の内の1冊!
残念ながらシリアルナンバーなし!
でもジュニアが取れてるのはなんで?

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