冬休みの思い出(LAST)〜冬来たりなば春遠からじ〜

2000/01/14

さて、冬休みの予定もさくさく消化し、ついに帰路につくことに
なりました。
「お土産なくさないでね〜」という母の声に送られビバ○いづに
乗り込む。
来た時と同じように2回の乗り換えと、約6時間の道のりです。
なぜか、東京から名古屋までが一番長く感じます。

東京駅ではおみやげに「サザエさんサブレ」やら両さん、ピカチュウの
人形焼きやらしこたま買い込みました。
これでやっと終りだ〜と思って東海道新幹線に乗ると、正月4日の車内、
おりしも斜め前の席には、妙齢の男女一組。
どうやら彼の方は今晩名古屋以西へと帰るらしい。お正月を一緒に過ご
した後、彼女の方は東京へ残るのだろう。
ホームで別れを惜しむ二人。
そしてそれをちろちろ、しかし無遠慮に眺める車中の女(私)!

やな奴ですね〜
二人がやや柱の陰よりの方へ移動したように思えるのは気のせいでしょうか。
そして私はそういう時むやみやたらと相手に話かけたくなってしまって
困るのです。
「あのー、やっぱり彼女とは学生時代に知り合ったんですか?
それで就職で離れ離れに?そんで彼女とは何年ぐらい?
わたし、わたし、お二人が早く一緒になれること祈ってます!!」

・・・・殴られないうちにやめるのが無難というものでしょう。

そうこうしているうちに彼もとうとう座席につきました。
新幹線がゆっくりと動き出します。彼女が一生懸命手を振っています。
明日には彼は仕事へ行き、お互いの日常に向かってゆくのでしょう。

さぁ、これで冬休みも終り!(いや、もう終っているのだけど^^;)
ホームでSAMEが待っていた。
取りあえずはめでたしめでたし(^^)。
「ただいま!」と言ってから、つい新幹線の方を振り返ったら、
くだんの彼が降りて来て真後ろに立っていた。
目が合ってしまった。

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