私はここよ、とその本が…

2000/05/08

本当は今日は最後の親知らずを抜く筈で、つれづれも
お休みするつもりだったんですが、ちょっと風邪気味
ということで金曜に持ち越しとなりました。
喉が少しはれてるからやめた方がいいんだそうです。
皆さん連休明けもお元気ですか、えれです。

連休最後の日は、SAMEもちゃんとお休みだったので、
前々から行きたいと思っていた「名古屋コミックス」という
古本屋さんに行ってきました。
ここは名古屋駅から徒歩十分くらいの住宅街の中にあるお店で、
真ん前は小学校です。
ここは名古屋髄一の品揃え、名古屋古書界のへそ(そんなこと
までは書いてないか)とも呼ばれる所なので期待に胸ふるわせて
参りました。

入り口付近は、町の古本屋さんらしい「新古書」のような商品が
並んでおり、そこは普通と変わらないと言ったところ。
実はここでちょっと時間を無駄にしてしまい、奥にある
「真に見るべきもの」に気付くのが遅れてしまった(^^;

つまり奥に進むに従って、

@新古書
    ↓
A昭和40年代の少女向けを中心とした物(ビンテージ物)
    ↓
B希書、プレミア物(展示)

……とこんな構成になっているのです。
圧巻はAでした。
大きなガラスケースの中に、あれとかこれとかつまりあれとかが、
びっしり鎮座ましましているのです。
私は1時間程度ここから離れられなくなってしまいました。
しかしケースには「整理中につきお手を触れないで下さい」との
無情な文字が。聞いてみると、それは基本的に非売品で在庫が
二冊以上になったら売りに出せるとのこと。
つまりまぁお店のコレクションとして置いてあるという訳なのでした。

それではここにあるどの本なら買えるのか?
とにかく忠津、西谷、今村洋子など、数が多い物は涙を飲んで避け、
(私がこれから追いかけるには困難と感じられるもの)取りあえず
目に付いた物だけでも聞いてみると、結果、

山田ミネコ「男爵夫人・ラム」×
水野英子「虹」 ×
×、×
とにかく×。

そのような経緯の上、それでもぶんどってこれた本(^^;

・あすなひろし「哀しい人々 3」
              「サマーフィールド」*サンコミ版。

・名香智子    「緑の誘惑」
              「シャンパン・シャーベット」
              「緑のディアーヌ」

(あと、・やまだないと「王様とボク」
        ・名香智子「ルシンダ」「惚れ薬春一番」を買いました。
  まぁこの三冊は何も買いたいものがなかった時のための保険だったの
  だけど、そんな考えは必要なかったですね^_^;)

残りは倉庫と照会の上、改めて連絡をもらうということになりました。

あんまりあせっていたので「おくさまは18歳」があったのか
確認するのを忘れた・・・。

しかし残りも本当に手に入るかは分かりません。
びっくりしたのは、もうなかよし時代の竹本泉もビンテージ入りしてた
事ですね。(不自然とは思わないけど)
何か他の本の中であれだけが浮いて見えました(^^;

あとこのお店では色紙も扱ってまして、ジロン・アモスの顔なんか
見てきちゃった。

あとこの日は名古屋のヴィレッジ・ヴァンガードで

・おかざき真里「シャッター・ラブ」
  (しかしこれ本当におかざき真里さんなのか)

を買いました。

取りあえず初めて行った感想としては買えない本もあってつらかったけど、
いっぱい色んな本が見れて目の肥やしになったという所でしょうか(^_^)

しかし、古書も見て、当然都心の大きなブックセンターにも行って、
電車の待ち時間も本屋で暇つぶし、みんな似たようなものかもしれないけど、
まるで「食前食後にめしを食う」、というような状態(^_^;
いつまでこんなこと続くんだろうなぁ、うーん。

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