一番最初の善意の人々

いや〜、楽だった、と言ってしまった今回の抜歯ですが、
実は時間経過ごとに微熱、倦怠感に襲われるようになってきて、
頭はガンガン胸ムカムカ、歯なんか磨くと吐きそうで（ここまで
はいかないけど）昨日もちょっと何もしたくないような状態でした。
（色々やりたいことはあったんだけど）

でも今日は頑張って車でブックマートに行ってきましたよ、と。（^^）

今日買った本。（見つけた順で）

・大島弓子「すぃーん星旅行記」

この間オークションで入札を迷った本なのですごく嬉しかった。
あと、この本にはおまけが・・・。

「私がこの絵本買ったのは、ちょっぴりショーゲキ的な出来事は、
（何かてにおはが変…えれ注）私におこった土曜の、たしかよく日の
 日曜日、雨の日でした…
 私はとてもじっとしていられない気分で車に乗って、一人、想い出（？）
 の海のみえる堤防でひらきたいなと思ったの」

という元の持ち主さんのらしい書き込み。
（これがあるから安かったんだろうか？）
うんうん、それで今は元気なの？と聞きたくなりますね（^^;

・いがらしゆみこ「ゆみこ・ストーリー」

帰ってくるまでわからなかったんだけどご本人の出された同人誌みたいで、
生い立ちとデビューまでを書いたまんがではなく文字の本。
ちょっと読んだだけだけど忠津陽子さんが高校の先輩だったとは知らなかった。

・岡野玲子「消え去りしもの」

・水野英子「青燈幻想」

・増山のりえ・編「アリスブック�U」

ずっと買わなくていいかと思っていたのですが見つけちゃったからね。
今度は�Tを探す旅が始まるのね。ああ。

・森川久美「南京路に花吹雪」�B�C 

�@と�Aを読んだのが１０年前、全く私も気が長いよ。

・名香智子「こちらこの世の天国」

「レディ・ギネヴィア」を読んでから、名香さんが止まらないような・・・

・志摩ようこ「ハッピー・ハートは神さまデス」

お姉様の方が好きなんですが古本市場の人気はこちらの方が高いような？

・川崎苑子「りんご日記」�@  
          「ポテト時代」
          「あけぼの村戦記」

やっと見つけたよ〜
でもこれ、実はこないだ名古屋の専門店で在庫確認をお願いしてきた
本なのだ（^^; キャンセルってできるんだろうか。あそこは１冊￥1500は
取るだろうし・・・（それにしても連絡ないな。まぁ大丈夫だけど・・・）

これで合計￥2,467遣って来ましたよ。

あと、「ご出産」というオムニバス本の、南Ｑ太のページだけ立ち読み。
彼女のご主人はやはりマンガ家だが、「ユキちゃん」！あの男（本当に
ごめんなさいね）が「ユキちゃん」！！（いや本当に別にいいんだけど）。
でも彼の方もお子さんについて描いているから、同じ題材を夫婦双方から
（それも出産・子育てについて）描くというのもなかなか面白いと思う。
（※注 このお二人はのち離婚なさったそうです。一応付記。）

（それから）

・伊東愛子「淋しい猫のためのセレナーデ」

送っていただきました、ＹＳブックセンター様、いつもありがとう
ございます。感激です。


それにしてもあれなんですね、色んな方からよく本を見つけてもらうけど、
それで自分でも新古書店で安価に見つけることがあってうれしいけど、その
色々回って見つけてくれた人たちの努力はもちろんそうなんだけれど、
一番最初にそこに売った人々、古書相場のことなんか（得するとか損するとか）
何も考える事はなくて、何の損得勘定も無しにBookoffとかにその本を持ち込んだ
一番最初の善意の人々に、感謝を惜しまない。
いつも、どうして手放したの？と思う気持ちと一緒に、そんな事も考えています。

* * *

これを書いた後、名古屋コミックスさんから連絡。
希望の３分の２は駄目でしたがそれでも何冊かは買える事になりました（^^）