バーサスな関係(或いは再放送は好きですか)

2000/09/14

この市に来て三年、私の平穏でのんしゃらーんな暮らしにも
ついに天敵の現れる時が来た。

その彼は近くの郵便局の職員さんである。
多分同世代、そして遊びのない瞳。

人の郵便物を「なんだこれは」(なんだって…なんだよ?)
と言いつつ疑惑の目で見つめ、「冊子小包」の文字を認めると
「は、そういうことね」
(だからそういうことというのはなんなんだーっっ -_-#)
「封筒切らしてもらっていいですか?」
(だから切ってあるだろもう)そして人様に送る大事な本を
はかりの上にぽんぽん放り投げる、仕上げにまた上から「冊子小包」
の赤いスタンプを押す、とにかく不愉快なことこのうえない。

彼の時間帯にはなるべく行かないようにしているのだが、
どうしても避けられない時もある。
最近では彼を見ると黙って料金分の切手を自販機で買って貼って
(徹底してますネ ^_^;)どうか料金不足になりませんようにと
祈りながらポストに入れている。

ちなみにSAMEが行った時も対応にほとんど違いはなかったそうで、
これで彼が人によって手心を加えているとか、男尊女卑の徒だとか
そういう訳でもないらしい事が分った。
まぁ、平等なのはいいことだ。

だが例えそうでもやられっぱなしは良くはない。
今後のためにも何か対策を講ずるべきだと思った私は本屋へ行って
「アタマにくる一言へのとっさの対応術」という本を買ってきた。
(ベストセラーですね。実は私ハウツーもの結構好きなんです^o^
 最近読んでないけど…)
あんなところで長い話は無理だろうが何か参考になればと思ったのだ。

そうして目についた切り返しの一つに
「最近のTVって再放送が多くてヤですよね」というのがあった。
現在の話題と全く関係無い話を持ち出して相手をはぐらかす、という
作戦なのだが、困ったことに私は再放送は嫌いじゃないのだった。
あっ、それなら好きだという話題にすればいいのか、私再放送大好き
なんです、特に岡崎友紀、これじゃなおさらばかにされないか?
どうしよう、うう。


さて局員さんの事であるが、SAMEは彼の胸に「主任」のバッジが
光っているのを見たという。
二人で話しあって出た結論は、彼のあれは職務に対する責任感と
過剰な使命感が一回転して、ひとひねりして、あんな表れ方に
なったんだろうという事であった。
何にせよ、ほどほどにしてもらいたいもんである。

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