ちょっとびっくりな話

2000/11/17

皆さんお元気ですか?えれです。
昨日から、「読書の森」リストにみつはしちかこ先生の
「小さなラブポエジー」(成瀬書房)という本が加わっています。
切り放して絵はがきに使える詩画集なのですが、これは
紀伊國屋BookWebさんより注文して買ったものです。
出版年がいつなのか分からないのですが(表紙がない為…
理由後述)この本の広告の載っている本が出版されたのが
1978年ですから、多分同じ頃だろうと思われます。

実はこの本は前回のヤフーオークションで競り負けたものでした。
その時の私はショックの為にほとんどばったりその場へ倒れ、
天井を仰いで「ああ、もうだめだ」(何がだめなのかは分かりませんが)
と思ったものです。
この深手が癒えなかった私は、ええ〜いだめで元々!と、
他に絶版と思われるみつはし先生の著作と一緒に紀伊國屋さんに
注文したのです。
もちろんそちらについては品切れの連絡も受け取っていましたので、
「発送しました」という返事を頂いた時は冗談かと思いました。

紀伊國屋BookWebは新刊書専門のネット通販ですから
この在庫がどこかに存在したことになります。
ここから先は想像となるのですが、成瀬書房さんに出版社在庫が
あったのかしら…?
注文から発送までの間には約一ヶ月の時間がありました。
そして、実は私の頂いた本のデザインが知っていたものと少し
違うのでよく見るとどうも表紙がないんですね。(出版年月日が
今回分からなかったのは表紙の方に印刷されているらしいため。)
表紙が何らかの理由で欠落しているから在庫として残っていたのか?
そしてもし当時の担当の方が残っていなかったら、これは表紙が
ある本なんだよ、ということを知っている人が誰もいない、という
のも大いにありえますよね。
(念の為言っておきますが見つかっただけでもラッキーなので
表紙のことは気にしてないです。中すごくキレイだし、
ホントだよ〜 ^o^; )

これにより、絶版本でもどんどん注文してみようと言っている
のではないのです。

しかし、もしかしたら必死で探したかも知れない各担当の方には
申し訳ありませんが、言ってみるもんだなぁと届いた本を手に
びっくりしているのです。


今日買った本。
尼崎のたけのこ書林様より(ありがとうございました)。

「男爵夫人・ラム」 山田ミネコ 白泉社 花とゆめ

これも何年も探していたのでとっても嬉しいです(^_^)

* * *

上記「小さなラブポエジー」については、1976.05出版
であることが分かりました。

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