青春清算事業団

               （う〜ん、物々しいタイトル ^^;）

                もうちょっと前からのことになるのだけど、「殴ったね！親父にも
                ぶたれたことないのに！」というＣＭがちまたで話題になっている。
                言わずと知れたアレなんではありますが、これにはもう１バージョン
                あって、残念ながらまだ見たことはないのだがそちらは
                「坊やだからさ…」なんだそうだ。
                
                今年我家にシャア少佐の年賀はがきをくれた（ありがとうございます）
                Ｍさんはこれを聞いてぶっとんだという。
                まさしくそれは自分がガンダムにはまることとなったセリフだったから。
                それを聞いてやっぱりそういうことはあるのだな、と思った。
                実は私もガンダムに「ひっかかり」を感じたのはセリフからだった。
                ガンダムに搭乗拒否をするアムロに向かってフラウ・ボゥが言う、
               「あたしガンダムに乗るわ。自分に自信が持てないアムロなんて
                嫌いよ」
               （注・この「自信が持てない〜」は映画版では「うぬぼれられない〜」
                となっています。ビデオが両方ある人は確認してみてね！
                「うぬぼれられない〜」の方がいっそう不可解なセリフ回しとなって、
                ガンダムらしいという気がするのですがどうでしょうか。）
                答えてアムロ曰く、
                「君にガンダムの操縦は無理だよ。悔しいけど、僕はやっぱり
                男なんだな…」
                このやりとりで、何か妙なものを感じた、明らかにこれは今まで
                見聞きしてきたものとは違う、そう思ったんです。

                でもあれなんですね、最近青春を清算する時期に入っているなと
                思うことが多々ありまして、（すみません、私みたいな者でもそう
                いうことあるんです ^^;）そのたびに思うことはある時期ある空気を
                深く吸った人たちがいたとしてそれがどうなるのかということ。
                もちろんその答えは少し出始めているような気もしますが…
                それにしてもあの頃はアニメから生まれたものが普遍を獲得する
　　　　　　　　（仲間内以外ということで）なんて思ってもみなかった…。