白い日っていいな、とは関係なく…

2001/03/14

えーと昨日一日落っこちていまして、ご心配かけましたデス、
皆さんお元気ですか?えれです。


今日買った本。

両方ともオークションです、ありがとうございました。

「友情とは……」 上田とし子 サンリオ出版 サンリオ ギフト・ブックシリーズ

  サンリオギフト・ブックシリーズも気になるものの一つなのです。
  (出版は主に70年代だったようです。)
 裏表紙にその時までの一覧もあって、おお、こんな人も、というのが
  分って楽しかった。

「土井たか子グラフィティ」 樹村みのり スコラ バーガーSC

  そういう意味で買ったのではないのですが一応。

  あんまり人と話したことはないことなのですが、
  自分が政治的にどういう考えを支持するか、というのを考える時の
  ひとつに戦争というものをどう消化するか、というのがあって、
  昔から私は(考えとしてはあまりにも原始的な出発点ですが)
 「なぐられたらなぐりかえすのが当たり前」という考えと、
 「戦いというものはすべて悪い」という考えの間で揺れ動いて
  きた気がします。
  そうして、年を経るごとにこの「なぐられたらなぐりかえす…」
  と言うことが困難になってきました。
  すべての女性が戦いを好まないという訳ではないでしょうが、
  やはり私も自分の女性性からは逃げられないんだなということを
  自覚します。

  私はへなちょこな平和主義者になりたくなかった、例えば
  今の状況でなんにも起きないというのは、本当にみんな
  間違った意味で平和大好き人間になっちゃったんだなぁ
  ともちょっと思う訳で、でもこれはある意味したたかさの
  表れなのか?面従腹背(こんな言葉使うのは初めてだけど)
  で覆すことができることも、あるのかも知れません。

  強い人は好きだけど、そう言われる人のあの傲慢さはどうだ、
  強さと慎ましさは同居しないものなのか?
  昔から、濁りも受け入れるのは仕方ないと思ってきたけど、
  結局それは経済とか命とかを人質に取られている為なんだなぁ…

  なんてことをこの本を読んだ後考えていました(^^)
  もし土井たか子首相が実現するなら(可能性はきわめて薄いだろうけど)
  それまでの色んな考えを越えて支持したいと思う訳なのです。
  というか他に賭けられるものなんて今見当たりませんゆえ(^_^)

  樹村みのりファンとしてはこの本が読めてすごくうれしいです。
  誰に告げよう、ここまで来たよと。
  えれでした(^^)


〔随分後になってからの後記〕

前述の「もし土井たか子首相が実現するなら…」という部分に関して、
ああもうダメダメ、ムダムダ、結局皆同じよ。
どうして今私はここまで悲観的なのだろう。
けれども心はもうすでに望みを失い切っている。
一体何があれば、どうなればよいのか…。

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