チェリッシュブックへの道
(またはあの金で何が買えたか・つれづれ望郷編)
2001/08/05
皆さんお元気ですか?えれです。
いやさ暑いよね(-ー)。
必ず午後の三時ごろになると頭が痛みだし、この頭の重さというのが
夜までとれない。きー。しっかり眠らなければならんなぁと思いつつ
ついつい夏の開放感で遅くまで起きている。
こんなではだめ!ダメ!駄目だい!
さて、今回はちょっと金銭もからんだりして少し下世話な話です。
先日水野英子の「愛の秤」購入をもって白泉社・チェリッシュブック12冊
(ここでは個人詩画集以外のものは含めません)が完集しました。
そこで費用も含めて道のりはどうであったか振り返ってみたいと思う訳なのです。
普段金額の事はほとんど話題にしませんので、不愉快になられるかたもあるかも
しれませんが検証の意味も込めてということでお許しを。
(ちなみに発売当時は一冊780円でした…。)
チェリッシュブック(タイトルは省略、本の状態・しおり等の付属品の有無
については割愛させていただきます。)
坂田靖子 5,350円 (※送料・手数料サービス)
水野英子 5,000円
木原敏江 3,000円
三原 順 2,600円
山田ミネコ 2,300円
山岸凉子 2,100円 ここまでが
ネットオークションにて購入
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伊東愛子 1,700円
ネット古書店さんより購入
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萩尾望都 2,000円
大島弓子 2,000円
竹宮恵子 1,000円
忠津陽子 1,000円
倉多江美 1,000円
路面店にて購入
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私がチェリッシュブックのことを知ったのは名古屋に来た98年の初めのこと、
古書店で現物を見るまでこういうものが出ていたとは知りませんでした。
それから足かけ三年半ちょいですか。
最初は(確か)「萩尾・大島」のカップリングで見つけて、ほとんど日を置かずに
「竹宮・忠津」「倉多」の順で見つけました。
この後からが長かった訳なのですが、それでもここで冊数をかせいでおいた(?^^;)
せいで後々楽だったんだと思います。
ご覧のように、やはりオークションで購入しようとするとかなり高価となり、
路面店で見つけるのがベストということのようです。
(いや見つからないからオークションに頼るんだけどね…)
見つかりにくさが値段に比例していると考えれば、坂田・水野がダントツの
人気を示しています。水野先生のなんか、表紙をみたこともなかったもんね!
自分で手にして初めて分かったよ。
チェリッシュブックは必ずしもそのスタイルが作家の資質に合っているとは
言えない場合もある…(もちろんそれは当時その先生が置かれていた状況にも
よると思いますが)と私は思っております、また、値段が必ずしも価値を
示しているとも言えず、これは個々人の判断によって異なるところでしょう。
意外と安いと感じるタイトルもあるのでは。
なお、私のお気に入りは水野先生と忠津先生です(*^^*)。
しめて3万弱、あなたは高いとお考えでしょうか、どうでしょうか。
まぁ、物の価値というのは本当に人それぞれですから、それで揃うなら
安いと考えるかたも、また自分の趣味に置き換えて共感して下さるかたも
あるかもしれませんね。
この場を借りましてコレクションにご協力下さった皆様に篤く御礼申し上げます。
いや、助かりました、ホント。
ところで、三原順先生の「ハッシャバイ」だけは復刊されて予約販売が
行われるそうです。リンクから「復刊ドットコム」のサイトをご覧いただきたい
のですが、なんか今サーバがダウンしているようです。
直ったら改めてここにリンクを貼りたいと思います。
私は改めて購入するか悩んでます。私の「ハッシャバイ」には赤い字で「見本品」
の印が押されているのよねぇ…まぁそこも気に入ってたりするんだけど(^_^)。
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