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タイトルシュナの旅
著者宮崎駿
出版社徳間書店
コミックスアニメージュ文庫
初版発行日1983/6/15
版刷18
サイズ文庫
ジャンルコミック
コメント 先日TVで「もののけ姫」が放送されていまして、おかしいな、劇場で観た時はピンとこなかったのに不覚にも泣いてしまいました。何でだろう、あの時は体調でも悪かったのだろうか?で、「シュナの旅」を読み返したくなった訳です。これは「もののけ姫」、の、多分当然原型のようなお話です。私は宮崎作品では全て含めてこれが非常に好きです。
 シュナは王子様です。が、貧乏小国の息子なので何でも自分でしなきゃいけませんし、また自分でやります。そういう所も気に入っているのね、今関係ない話だけれども。
 私がとても好きなシーンは表紙にもなっているテアの首枷を外してあげるシーンです。(映画「風の谷のナウシカ」でもアスベルの死した妹の戒めをナウシカが解いてやるシーンがありますが、生きるもの、また死者への礼としてナウシカは全くこういうことが許せないのだ!)この時のテアのしぐさの何気に美しいこと、そして芽を出した大麦の緑を見てテアの妹が踊る場面、そしてもちろん単行本137ページ!!涙が洪水のように流れます。あっもうダメ。
 やっぱり動く映像でもこれを見てみたいですね〜〜、また泣くけれどもね。
持ち主えれ
画像
なし