詳細情報です

タイトルガラス玉
著者岡田史子
出版社朝日ソノラマ
コミックスサン
初版発行日S51/2/29
版刷4
サイズ新書
ジャンルコミック
コメント(収録作品)ガラス玉/太陽と骸骨のような少年/ポーヴレト/夏/サンルームのひるさがり/赤い蔓草Part1、Part2/私の絵本/墓地へゆく道/ピグマリオン/ホリディ
(他に)解説・萩尾望都「岡田才人のこと」

「ほんのすこしの水」と「ガラス玉」を初めて読んだのは貸し本屋だった。(漫画喫茶じゃ、ないんだよ^^;)それから数年して、受験準備のため上京した私は、神保町のコミック高岡でこの二冊を見つけた。決して他の本が大事でないという訳ではないけれど、どれが一番大事かと聞かれたら、岡田さんの本と答えるかも知れない。

 『ピグマリオン』について補足…〔2003.5.8〕
 何が恐ろしいかと言って、主人公を軟禁した病気の娘が彼の足許に身を投げ出しつつ言うセリフ、「なぜ逃げるの…?わたしみにくくなんてないわよ」(!)
 女の愚かさ、醜悪さを知るにはこれで十分だと思う。もっとも、これがなければ生き残れる強さもない訳だが。
持ち主えれ
画像