詳細情報です

タイトル日の出食堂の青春
著者はるき悦巳
出版社日本文芸社
コミックスカスタム
初版発行日S57/7/30
版刷
サイズB6
ジャンルコミック
コメント「じゃりン子チエ」についてちょっと…(このリストにはありませんしここは別の作品の欄ですが、実家に全巻持っています。)

チエちゃんには子供の頃から励まされ続けてきた。(元来私はこういうのには弱い。父子物っていうの?『優しさごっこ』とか『Papa told me』とか、あれとこれを一緒にしちゃいかんか)。「関西じゃりン子チエ研究会」の人々が割り出した計算によれば私とチエちゃんは同じ年生まれだそうである。これは嬉しかった。そして連載終了の年が自分の結婚の年に当った為、これも感慨無量だった。この感激をぜひ結婚式のスピーチでしたかったが全員に関係のある話でもないのでやめた。時々チエちゃんは今何をしているかと考える。ぜひ幸せになっていて欲しいと思うが、持って生まれた父親からして男運が悪いと考えざるを得ない彼女であるから、『日の出食堂の青春』のマドンナ美津子のように、お膳立てされた幸せのようなものとは縁が無く、キビキビ自分で動き回っているかもしれない。(実際ヒロイン美津子をチエちゃんのその後の姿として読むこともできる。)チエちゃんも美津子も幸福は自分でつかみ取るものと知りそれができる人間である。そういう風に私もなりたいと、これらを読むとしみじみ思うのである。
持ち主えれ
画像
なし