詳細情報です |
タイトル | ODESSEY 1966-2003 岡田史子作品集episode1 ガラス玉 |
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著者 | 岡田史子 |
出版社 | 飛鳥新社 |
コミックス | - |
初版発行日 | 2003/6/30 |
版刷 | 初 |
サイズ | B6 |
ジャンル | コミック |
コメント | 長生きはするものですね、本当に(^_^)。収録作品は裏表紙画像で確認して下さい、ごめんなさい〜〜〜(見えるかな?)。最近根気というものがなくて…。 せっかくですから作品の話も少ししましょう。 既出の作品ですがこの中では「ポーヴレト」が今も昔も変わらず好きです。 「ぼくはよわむしだったのですよ」「≪生きる≫ためです」 というラストのせりふに忘れがたいものを感じます。 初めて読む「オルペとユリデ」は、神話「オルフェウスとエウリディケ」の解釈とのことですが、外(外界世界)への脱出(自立)を希求する少年と自立できない依存型の少女を描いているようでもあり、面白いですね。 「サンルームのひるさがり」はあるものとあるものとの対立を描いた作品だと思っています。それはわたしたちになじみの風景なのですが、これがなかなか、今も色んな場所で続いている。 「天国の花」「春のふしぎ」はほぼ同テーマだと思います。 地上は「冬」なのです。しかしそれでも花を流しつづけることが、(枯れても、枯れても、)大事なのだと思っています。 みんなはきっと「私の絵本」「イマジネイション」「夢の中の宮殿」なんかが好きかもね(^^)。私も初めて読んだ頃はこれらに非常に強く惹かれました。 そして巻頭の「ガラス玉」ですが(やっぱり最初は「ガラス玉」なんよね、と思った)初めて読んだときは最終コマがえらく唐突に思えたことを思い出します。だから忘れないんだけどね。〔2003.6〕 |
持ち主 | えれ |
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