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タイトル星の時計のLiddellB
著者内田善美
出版社集英社
コミックス-
初版発行日1985/10/8
版刷1
サイズA5H
ジャンルコミック
コメント と、音楽を聴いていた手を休めて突然に(ってそっからは見えないよねー、ごめんねー。)

 改めて再読して、「星の時計」の向こうに行ってしまったのはヒューだけでなく内田善美その人に他ならないように思える。わたしたちは彼女を(多分永遠に)失ってしまったのだから。
 長い長い宿題だけを残して置いていかれたような心細さはまるで本当に子供のよう。けれど自分で考えはじめなければならないのだ、いつまでも生徒のままでいる訳にはいかないのだから。
 それにしても「星の時計」とは何と美しい言葉だろうか。仮に少年漫画だったら「超時空ナンタラ」とかなりそうなものだが決してそうはならない。そうならないところが、いい。女の子で良かったと(少女漫画が女性専有の物だという意味でなく、接するチャンスに恵まれやすいという点で)しみじみ思うのだった。

(ところで聴いていたのはタカノ君の『夢の中で会えるでしょう』だよん。すっごい偶然?^_^)
〔2003.3.7〕
持ち主えれ
画像
なし