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タイトルあざみの花
著者樹村みのり
出版社潮出版社
コミックス希望
初版発行日S57/6/20
版刷
サイズB6
ジャンルコミック
コメント(収録作品)あざみの花@〜B/かけ足東ヨーロッパ/マルタとリーザ@〜B

「マルタとリーザ」はポーランドの小説「パサジェルカ」が原案です。'61年に映画化も開始されましたが(同題)、監督の不慮の死によって未完となったこの映画は、友人たちの手によって足りないシーンはスチール写真によって埋める(それでも完成にはシーンが足りなかった)という構成で一時間程度の作品として上映されました。私は運良くこの映画を見ることができたのですが、映画では謎だったラストなどが樹村先生の作品で読めて良かったです。登場する対照的な二女性を、樹村先生は戦前と戦後でイメージを逆転させて描いている(当初収容所の女囚マルタは少女っぽい姿で描かれるのだが、戦後のシーンでは看守リーザの方がおどおどと子供っぽい)のがとても印象的です。
持ち主えれ
画像
なし