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タイトルブラックジャックによろしくC
著者佐藤秀峰
出版社講談社
コミックスモーニングKC
初版発行日2003/1/23
版刷4
サイズB6
ジャンルコミック
コメント 皆さん、お元気ですか?えれです。「ブラックジャックによろしく」TVドラマ化が決まって、木曜日は『動物のお医者さん』なので金曜は『人間のお医者さん』だなぁと一人思っているわたしです(^^)。主演はツマブキ君だ。ところで萩尾望都先生の「赤っ毛のいとこ」に出てくるのはツワブキ君だがこれは関係ない。でも妻夫木クンじゃちょっとハンサムすぎるのではと思ったが読んだ記事によると番組プロデューサーは最初から彼しか想定していなかったそうで、そう言われるとそういう気もしてくるから不思議だ。

 さて、今回良かったのはこの双子の両親の馴れ初めが丁寧に描かれているところ。二人がどのような結びつきを経て今に至ったのかを分からせるシーンは私たちにとっても重要であろう。彼らにもかつて青春があり、(わたしたちと同じように、)突然重いものを背負って登場した訳ではないのだ。

 そしてこの双子たちの絆は……まるで「優しい悪魔」の二人組のようですね!それにしても、赤ちゃんの目というのはとても綺麗なんでしょうね。兎の目か鳥の目か恐竜(恐竜なんて見たことはないけれども)の目のようです。大人でも稀にこういう目をした人がいますけれども。

 あんまり長く書けないのが残念なんですがあと特記したいのはやはり看護師の皆川さんとの関わりですね、、、、、場合が場合ですが綺麗な女の子から結婚話を持ち出されてあんな顔をする主人公というのは記憶の限りありません。第34話中のシーンはやはり「恋愛」というものでなく傷ついた魂が身を寄せ合っているだけなのかもしれないとしても、私は素直に感動しました。
 それにしてもどうしてこんなに追い詰められなければならないのか、いや何でかなんて分かっているけれど、しかし第四巻にしてやっと感想らしくなってきてウレシイというかほっとした。(^^;

 悩みは美しくない、醜い。苦悩も、苦痛も、でも一瞬の重さは輝く時間のそれと等価である。〔2003.4.2〕
持ち主えれ
画像
なし