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タイトルブラックジャックによろしくD
著者佐藤秀峰
出版社講談社
コミックスモーニングKC
初版発行日2003/4/22
版刷1
サイズB6
ジャンルコミック
コメント さて、「ブラックジャックによろしく」第5巻です。TV化に合わせたのか表紙の主人公の顔立ちが少し凛々しくなっていますね(^-^)。(ところでドラマはまずまずですね。毎回正座して見てます。)今回はちょっといろっぽなシーンなどもありまして、ちょっとよい。でもやっぱりちょっと。春ならはじっこ。それがいい。昔の私なら、セックスぐらいしろよと言うところですが、今そんなことに、なんの意味もない。少なくとも今の彼にとっては。

 小児科の問題は、いつかは来るだろうと思っていましたが、短くまとめられたのがほんのちょっぴりだけ不満かな?でもこの量でビシッと要点をついているのがさすがです。主人公へのさらなる試練への前哨戦としても(ファーストガンダムで言ったら第二部の「出会い編」というか(ああいっそうわからなくなってゆく、sigh…)十分でしょう。

 そしてまた色んなタイプの医者の登場です。「がん病棟編」では全く異なるタイプの二人の医師が登場しますが、他の葛藤や衝突シーンでも、取り囲むすべての医師たちの顔、顔、ある者は額に冷汗を貼り付け、ある者は冷笑を隠さない。この作品が尋ねていることはつまりこういうことなのではないかと思うのです……何を選ぶか、そしてそれが正しいかというのが問題なのではない。おまえは当事者であるか、否か?そこから逃げずに当事者で居続けることができるか?〔2003.4〕















 (蛇足かもしれませんがちょこっとだけ「感想を離れた感想」をば…私は看護師の皆川さんが好きなんですが彼女はドラマには出てこないのかなぁ、だとしたら残念だなー。彼女は本気ですね。本当に、とっても。
 それから斉藤先生がカオリさんを送っていって、あの豪華な部屋で感じる孤独…今回も刮目する点がいっぱいです。うなっちゃうのです。)
持ち主えれ
画像
なし