詳細情報です |
タイトル | 萩尾望都作品集<第2期>G訪問者 |
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著者 | 萩尾望都 |
出版社 | 小学館 |
コミックス | プチ |
初版発行日 | S60/5/20 |
版刷 | 4 |
サイズ | B6 |
ジャンル | コミック |
コメント | (同時収録)城/偽王/花と光の中/他、イラストエッセイ2本 「トーマの心臓」を読んだら「訪問者」は必修科目…というのはよく言われることですが実は不肖わたくしつい最近読み返すまでこのお話の本当の意味が分かっていませんでした。オスカーは子供であれば決してされたくないようなことを両親からされています。にも関わらず両親が大好きです。子供は多分皆そうです。むごいことです。でも彼の親たちにはそれぞれ「そうするしかなかった」という理由がありました。「ぼくずっとパパを待っていていいね?いいね?」というところでは恥ずかしながら泣けて仕方ありませんでした。 また、今回「トーマの心臓」とのストーリー上や小物に至るまでの整合性には目を見張るばかりでした。萩尾望都という人は一体いつあたりからすべての物語を考えているのか?これは「ポーの一族」などのエピソードの構成方法を考えれば彼女にとってはわけもない事とは言えるのですが…。 あとどうでもいいけどあの気のいいコロンボ刑事がのちシュロッターベッツでオスカーの無事をちゃんと確認できていたらいいがなと思いました。(今回友人の感想も入れて書かせて頂きました)。2002/11/18 |
持ち主 | えれ |
画像 | |
なし |