今、そこにいる僕 解説

第12話 殺戮の大地

2000/ 1/13 19:00〜19:30 WOWOW放送

Newtype FEBRUARY 2000(角川書店)より

 サラの前に現われたカザムはヘリウッドのスパイだった。カザムはサラに、この村ザリ・バースがへリウッドの襲撃を受けることを告げ、2人でいっしよに逃げようと誘う。だが、サラは自分を傷つけたカザムを許すことはできなかった。

 ザリ・バースの過激派であるエランバは、ララ・ルゥを人質にしてへリウッドに対抗しようとするが、長老に諌められる。だが、エランバは長老を殺害し、ザリ・バースを掌握してしまった。

 シュウとスーンはララ・ルゥを連れて洞穴を逃げる。ララ・ルゥは2人を逃すためにカを発動させる。洞穴を流れる水を自在に操って追っ手を押し流そうとするララ・ルゥの姿に、村人たちは「バケモノだ」だと叫ぷ、だかスーンはそれでもララ・ルゥをかばう。

 そこへハムド率いるヘリウッドが強襲をかける。エランパはララ・ルゥを使ってハムドと取引をしようとするが、無惨な結果に終わる。

 そしてナブカとブゥはザリ・バースの住人をひとり残らず抹殺せよというハムドの命令を受けて銃を取る。だがその前にシュウが立ちふさがる。命令を果たさなければ故郷に帰れないナブカを、しかしブゥは止める。人殺しをして故郷に帰ったって、一生苦しいだけだと……。


WOWOWプログラムガイド 2000 JANUARY(WOWOW)より

 へリウッドと交渉するという名目で、ララ・ルゥを捕らえんとするエランバ。それを拒んでララ・ルゥを匿うサラは、エランバの手によって傷を負ってしまう。