「 KEY のともだち in メガロドーム」レポート
1996 年 12 月 8 日日曜日 九段会館、ぢゃなくて、メガロドーム
第 1 回公演: 13 時 30 分開場、14 時開演
本レポートは記憶を頼りに書いたものであり、間違いや紛らわしい
ことが含まれている可能性が充分にあります。文章には注意して
いますが、間違いなどを補完して頂ければ幸いです。
各セリフは基本的に『こんなようなことをいっていた』という
もので、『こういっていた』というものではありません。
実は開演 5 分前の放送から既にイベントは始まっていたのだった。
- ????(←白河さんかも?)
- 「まもなく開演しますので、みなさま
お席におつきになってもうしばらくお待ちください。」
- 岩ちゃん(キイの声で)
- 「まもなく開演しますので、みなさま、
お席におつきになって、もうしばらくお待ちください。」
しかし、会場はまったくリアクションがない。なにごとも
なかったかのような場内。
開演前のブザーのあと、簡単な説明(?)があって
1997 年 3 月発売の『 ver.14 』の
最初の 23 分 39 秒のフィルムが上映される。
舞台左袖から司会のポニーキャニオンの白河さん登場。
白河さんの挨拶のあとに 1 階席後方の出入口から
スーパーアニメガヒット TOP 10 でおなじみ
ニッポン放送の荘口彰久さんがあらわれる。
荘口さんも司会である。
頬まであるイワトビペンギンの帽子をかぶった荘口さんは
スポットライトを浴びながらステージへ。
荘口さんが挨拶を終えると、
フィルム上映に使ったスクリーンがするすると上へ上がっていく。
- 荘口さん
- 「あ、もうスクリーン上げた。もう見せないつもりだな!
これがポニーキャニオン商法か!!」
アニメガ以上にテンションが高い荘口さん。
ますますテンションは上がっていく。
- 荘口さん
- 「みなさん、白河さんのダンナ、誰だか知ってます?
作画監督の石倉さんですよ。」
- 白河さん
- 「あたしの話はいいですからっ。」
- 荘口さん
- 「バージョンどことどこのあいだで結婚したの?」
- 白河さん
- 「…… 12 と 13 のあいだ。」
そしていよいよゲストの登場。
- 荘口さん
- 「めちゃくちゃ大きな拍手でお迎えください。」
岩男潤子さん、長沢美樹さん、芝原チャコさん、カントクの順に
ステージ右から登場すると、それでもいきなりこれだった。
- 荘口さん
- 「いや監督、どーですか、職場結婚。」
- カントク
- 「……いや、たまんないですね。」
:
- 白河さん
- 「もしキイが人間になれたら監督、結婚するって。」
- 岩ちゃん
- 「えー、ホントぉ?」
- カントク
- 「はじめて聞きました。」
監督は渋いというか何というかって感じでした。
- 荘口さん
- 「いいですね監督。男気おふれるダイナマイトドンドン
みたいで。」
- 白河さん
- 「ダイナマイトドンドンってなんですか?」
岩ちゃんがいれば食事の話題は欠かせない。
- 荘口さん
- 「いや、でもね、今さっき楽屋でお弁当食べてたんですよ。」
- 岩ちゃん
- 「どーしてすぐそういう話に。」
- 荘口さん
- 「しかも全部。枝豆まで。」
- 岩ちゃん
- 「枝豆でご飯食べてたんじゃないですよ。
そぼろご飯だったんです。」
開演前の場内放送はやっぱり岩ちゃんだった。
- 岩ちゃん
- 「さっき、キイの声で開演前の放送いれたんですけど、
ぜんぜんリアクションないんですよ。暗くなっちゃって、思わず、
こんにちは岩男潤子ですっていいそうになっちゃったんですけど、
みんなからそれだけはやめておけって止められちゃって。」
ミホについて。
- チヤコさん
- 「いままで、いままでちょっと悲鳴が多くて。」
- :
- 白河さん
- 「あともう何十分か観て頂けるとわかると
思うんですけど……。」
- 荘口さん
- 「出たよ、ポニーキャニオン商法。」
ツルギというキャラクターが再び『 ver.14 』で登場していた。
- 岩ちゃん
- 「吊木っていう名前、美樹ちゃん憶えてたぁ?」
- 美樹さん
- 「……いや、ちょっとだけ。」
他にもいろいろと謎が多いようである。
- 荘口さん
- 「監督、さっきやたら若い D と
???が出ていましたけど?」
- カントク
- 「……いずれ。」
- 白河さん
- 「少なくとも、少なくとも二人が以前、
会っていたことがわかりましたね。」
ミホは実は……。
- 荘口さん
- 「ミホが自分で胸を開くところがありますけど?」
- カントク
- 「あれは、また閉じて縫えば……。」
- 白河さん
- 「マエストロが縫って閉じてやると。」
- 荘口さん
- 「わかった。」
- 岩ちゃん
- 「今日はちょっとだけだったけど、あたしたちは
アフレコしてるから……。」
- 荘口さん
- 「みんなずるっこなんだから。ねぇ。」
- 美樹さん
- 「 14 がすごいところで終わっちゃって。
終わったらすぐ監督のところに行って、次、どうなるんですかっ、って
聞いちゃったんですよ。
もー、とんでもないところで終わるんですよ。」
- 岩ちゃん
- 「あたし、知らない。」
- 美樹さん
- 「いっちゃっていい? いっちゃっていい?」
- カントク
- 「……だめ。」
アニメーション神戸という賞がありまして……。
- 白河さん
- 「オリジナルパッケージソフトウェア部門、頂きました。」
といって、アクリル(?)でできた厚い板に文字が
彫って(?)ある盾を見せる。
- 荘口さん
- 「どーですか、監督。受賞に。」
- カントク
- 「……嬉しかったです。」
- 荘口さん
- 「高校球児かよっ!」
- カントク
- 「会社持ってったら、なんで盾までセルなんだよって。」
``in メガロドーム''とは? そんなことはどうでもいい監督。
- 白河さん
- 「葉書にメガロドームって書いてあって。」
- 荘口さん
- 「メガロドーム、なんだ九段じゃんって思ったでしょう
けど、メガロドームということで。
監督、マイクに興味が尽きないみたいですけど?」
- カントク
- 「いや、スイッチどこにあるのかなって思って。
スイッチないですよ、これ。」
- 岩ちゃん
- 「スイッチ、ここ」といって、マイクの底の面を指さす。
- 荘口さん
- 「 1,200 人以上入れて、消防法違反なんですよ。」
- 白河さん
- 「 2 回まわしで 2,400 人。
キイは 3 万人お友だちを作んなくちゃ
ならないんですよ。
2,400 人として 10 回プラスα。」
- 荘口さん
- 「いや、一人で 10 人以上ぶんの声を出せばいいんです。
ノド壊れてもいいから。」
- :
- 荘口さん
- 「ここは九段だが、メガロドームという気分で
声援を送って下さい。」
- :
- 荘口さん
- 「じゃ、ちょっと練習してみましょ。せーのっ。」
- 会場全体
- 「キイーっ!」
- 荘口さん
- 「元気はいいんだけど揃いすぎ。じゃ、僕がステージの
端から端まで往復しますから、
みんなそれにあわせて声を出してください。
じゃ。」
- 岩ちゃん
- 「荘口さん、帽子が面白すぎる。」
- 荘口さん
- 「あなたかぶってないのがいけないんじゃないですか!」
- 岩ちゃん
- 「だって今日、アニメガじゃないんだもん。」
- 荘口さん
- 「イベント始まって 20 分以上たってそういうことゆー。」
- 岩ちゃん
- 「いえなかったんだもん、タイミングがなくて。」
- 荘口さん
- 「最悪のタイミングだよっ!」
岩ちゃんのツッコミにも負けず、なんとか声援を収録する。
- 荘口さん
- 「じゃ、今度はキイっキイっキイっで。」
- 岩ちゃん
- 「ノドを大切に。」
- 荘口さん
- 「ノド壊していいんだってば。」
さすがにこんどはちゃんと収録でき、さらにミホの声援も収録する。
- 白河さん
- 「『 ver.15 』に一人ひとりの声は判別できないけど……。」
- 荘口さん
- 「きたっ、ポニーキャニオン商法。見破ったりっ!」
イベント後半のミニコンサートでは長沢美樹さんも歌うとか。
- 白河さん
- 「長沢さん、ステージで歌うのははじめてだそうです。」
- 荘口さん
- 「生歌!、初披露!。さっき歌詞憶えていました。」
- 美樹さん
- 「がっつん緊張してきちゃいました。」
キャストの 3 人はプライベートでも仲良し。
- 岩ちゃん
- 「何か食べてるよね。」
- 美樹さん
- 「お買物してるとかじゃなくて、食べてるよね。」
食べるといえば……。
- 荘口さん
- 「番組で弁当あるんですけど、潤子さんひとりだけ
大盛りなんですよ。」
- 岩ちゃん
- 「なんでそーゆーことゆーのー。」
- 荘口さん
- 「しかもカツ丼! も、刑事ドラマじゃあるまいし。
さらにお菓子も食べる! 潤子さん、このへん口につけたまま
しゃべるのでお菓子禁止になっちゃったんですよ。」
- 荘口さん
- 「アニメガのあとにみんなでラーメン屋に行くんですよ。
僕、カレーしか食べないんですけれど、潤子さんラーメンだけじゃなくて
そのカレーも食べる。カレーも注文してカレーも食べる。」
- 岩ちゃん
- 「えーっ、でもアニメガは生放送だからすっごく
気を遣っておなか減るんですよ。」
- 荘口さん
- 「今日も楽屋にお菓子、ポテチとかあるじゃないですか。
で、長沢さん、真っ先に手をつけたのがピーナツチョコレート! ほら
ピーナツチョコレートって女の子が一番食べようかどうしようか
迷うものじゃないですか。」
- 美樹さん
- 「やっぱ、元気にみんなに会いたいじゃない。」
ミニコンサート。キャスト 3 人それぞれが一曲ずつ披露。
歌に続いて質問コーナー。
- 会場から
- 「あの会社は日立くらいの大きさなのでしょうか?」
- カントク
- 「本社ビル、ありますね。何階まであるか窓の数、
数えてみたんですよ。
200 個以上あるんです。」
- 荘口さん
- 「監督、やりすぎたと思ったでしょ。」
- カントク
- 「書いたのボクじゃない。」
- 白河さん
- 「日立よりも三菱っていう感じでしょうか。」
- カントク
- 「いや、具体的に固有名詞を出すのは良くないなので。」
- 会場から
- 「アジョウさんと、音楽プロデューサーとどっちが
すごいんですか?」
- カントク
- 「どっちがすごいんですか? じゃ、アジョウが
すごいと思うひと。」
- ……まばらな拍手。
- カントク
- 「???(音楽プロデューサー)がすごいと思うひと。」
- ……拍手多し。
- カントク
- 「じゃ、???(音楽プロデューサー)です。」
- 会場から
- 「 NG が多いのはだれですか?」
- カントク
- 「いや、セリフの量とかありますから、それを
加味すると……」
- 荘口さん
- 「じゃ、潤子さんが多いと思うひと!」
- ……それなりの拍手。
- 荘口さん
- 「じゃ、長沢さんが多いと思うひと!」
- ……けっこう多い拍手。
- 荘口さん
- 「じゃ、芝原さんが多いと思うひと!」
- ……拍手少ない。
- 美樹さん
- 「あー、バレてるよ。はい。あたしです。」
- チヤコさん
- 「あたしは叫び声ばっかりなんですけど、
何度も録っています。」
- カントク
- 「叫び声の take が多いっていうのも珍しいですよね。」
- 会場から
- 「キイは無感情っぽくてセリフも少ないですし、
難しくありませんか?」
- 岩ちゃん
- 「今日、上映したところも最後のほうにちょっと
出てくるだけじゃないですか。昨日、つくづく思ったんですけど他の
作品でもセリフ少ないです。セリフが少なくてギャラ泥棒って思われて
るんじゃないかと。それがつらいのでセリフを増やしてください。」
- 岩ちゃん
- 「でもキイってけっこう感情ってわかっているん
だよね。本人たちよりわかっているような。」
- 美樹さん
- 「そんなもんだよ。」
- 岩ちゃん
- 「それに意外とキイって感情があったりして。」
- 白河さん
- 「それじゃ媒体のかたにも伺ってみましょう。
媒体のかたー。はい、それでは富士見書房さん。」
- 富士見のかた
- 「監督に質問です。
KEY の原稿はいつごろあがりますか?」
- カントク
- 「……そのうち。」
- 白河さん
- 「媒体のかたー。
はい、では角川 Newtype 編集部さん。」
- NTのかた
- 「好きなたべものなんですか?」
- 荘口さん
- 「じゃ、監督。」
- カントク
- 「……ビワ。」
- 荘口さん
- 「芝原さんは?」
- チヤコさん
- 「アイスクリーム。」
- 荘口さん
- 「え、どんなものが?」
- チヤコさん
- 「クッキー&クリーム。」
- 荘口さん
- 「長沢さん。」
- 美樹さん
- 「チョコレートと……、あ、ピーナッツチョコと、
イチゴと……。」
- 会場から
- 「カレーは?」
- 美樹さん
- 「あ、カレー、カレー。がっつんおいしいですよ。」
- 荘口さん
- 「岩ちゃん、じゃ、手短かに。」
- 岩ちゃん
- 「明太子です。」
- 荘口さん
- 「なんでここまで長引いたんですか?」
- カントク
- 「……すみません。」
- 荘口さん
- 「質問してるんですってば。」
- ????
- 「どのあたりが製作的に辛かったですか?」
- カントク
- 「 ver.3 から 13 くらいまで。」
- 荘口さん
- 「むちゃくちゃ長いじゃないですか。」
- アフレコで苦労したこと
- 美樹さん
- 「あれ、いっちゃおっか。」
- ????
- 「ちょっと色がなかったりしたかな。線画だったり。」
- カントク
- 「音響監督のフジヤマさんが、あのひとが3人を
我が子のように可愛がるので、それだけに厳しいです。」
- 岩ちゃん
- 「マイクの高さが大変です。
大塚明夫さん、180 以上あるからマイクが高くて、
いつもこんなに(爪先立ちして手はペンギン)
なっています。」
- 岩ちゃん
- 「ver.6で、???がパソコンの電源を切るときに
システム終了の準備もしないで、
いきなりブチっと電源を切っていますけど……。」
会場、笑いに包まれる。岩ちゃんのパソコン好きは有名なようだ。
- カントク
- 「あれは 98 だからいいんです。」
- 岩ちゃん
- 「ホントはいけないんだよね。
あたしは Mac なんだけど、
データとか壊れちゃう。」
- カントク
- 「いや、総作画監督の???がいいっていってます。」
- 荘口さん
- 「???さんのところ、98 なんですよね。」
リリース情報。ラジオドラマ新シリーズはミホのストーリー。
- チヤコさん
- 「やっとアタシが主役よって感じ。」
ラジオドラマ第 2 巻の初回特典はキイとさくらの手焼き写真。
ストーリー中で???が撮った写真という設定。
ラジオドラマ第 1 巻は BOX 仕様とのこと。
ちょっと尻切れトンボですが、
レポートはここで終わりです。
このあとは各リリース情報ばかりでした。
さすがにメモを取り続けて疲れたのと、
この日に間に合わせるように用意した双眼鏡で
岩ちゃんをまじまじと観察
(?)したかったので、
リリース情報からはメモを取りませんでした。
イベントはだいたいこれで終わりだったと思います。
イベントから 2 ヵ月も経ち、これ以上は思い出せません。
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浦越和志( Ulagoe, Yasuyuki )
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