☆MLのコマンドリファレンス
注意:
・コマンドのメールアドレスは tenchi-ml-ctl@tenchi.ne.jp です。
・tenchi-ml-admin@tenchi.ne.jp へのメールは管理者に届きます。
・取り寄せられるメールは最新の1000通までになっています。
・会員以外は #guide コマンドのみしか使えません。
---
HELPファイル(コマンドは本文に書いて下さい)
# help コマンドのヘルプ
# objective メーリング・リストの目的、約束事を読む
# guide (非)メンバが案内を得る
# msg 管理者へメールを送る
# members メンバのリストを得る
# actives アクティブなメンバのリストを得る
# summary [引数] 過去の記事一覧を得る(Summary全体を送る)
引数: 特定の過去をしめすキーワード
例:
summary summary ファイル全体
summary last:10 最近の10個の記事のサマリー
summary 100-200 記事100〜200 のサマリーだけをみる
# get ID
# send ID 過去の記事を得る(ひとつずつ plain text で送り返す)
# index get できうるファイルのリストをかえす
index ファイルがあるのなら、それを返します
# status 引数
# stat 引数 現在の設定について知らせる(まとめおくりとかOFFとか)
デフォールト(# stat(us))は自分自身の状態
# exit
# end
# quit コマンド終り(Signature あっても大丈夫)
# mget 1-10,5みたいなsyntax [モード] [時間間隔]
# mget 正規表現 [モード] [時間間隔]
ファイルをまとめて送り返す
スプールの記事や、
(もしあれば)アーカイブにあるファイル
引数:
範囲を指定 1-10,12,15-100 1,2,10
first first:10 last:30 100-last(mh的 Syntax)
正規表現 e.g. * ? 1? 1??
モード gz tgz ish rfc934 b rfc1153 d unpack uf(default=tgz)
時間間隔 送り返すメールが複数の時の間隔(default=300)
モード:
オプションなしは tar+gzip で spool.tar.gz
tgz 同上
uf PLAINTEXT(UNIX FROM)
gz GZIP(UNIX FROM)
b RFC934 format PLAINTEXT(mh-burst)
rfc934
ish lha + ish
lhaish
i
li
lu lha + uuencode
lhauu
unpack PLAINTEXT(UNIX FROM)
uu UUENCODE
d RFC1153 format PLAINTEXT
rfc1153 RFC1153 format PLAINTEXT
# library 命令 ライブラリへのアクセス。アーカイブとの違いは
ほとんどないが、put ができるのが大きく違う。
#ただしファイル名は記事番号指定のみ(for security)
# library get 数字 [opt.] mget と同じ引数がつかえます
(default: tar + gzip)
# library put 普通のメールスプールのようにアーカイブしていきます
Subject に漢字(MIME)が使える場合は漢字を使った方が
わかりやすくて便利(サマリに記録されます)
# library index ライブラリにたくわえられているファイルのサマリ
# library summary 同上
# library delete 数字 ライブラリの削除
# library unlink 数字 同上
○配送のモード等について
# skip From:のアドレス をそこから投稿はできるが、配送
はされないものと設定する
# noskip 上の逆。配送するようにする。
# off MLを一時的に離脱する
# on 一時的離脱をやめてMLに再参加する
# bye MLをやめる
# unsubscribe MLをやめる
# chaddr old-address new-address old-address を new-address へ変える
old-address, new-address のどちらからだしてもOKです。
いたずらされると困るので確認の旨のメールが
old-address, new-address そして管理者へだされます。
○まとめ送り希望の方へ:(基本的に N時間“おき”)
# matome 数字(0-23) 配送時間は実はmodulus(笑)if(0 == (24 % time))
だから 17 なんてやっても一日一回と同じです(_o_)
default は gzip した Unix From つきのファイルの固まり
# matome 数字(13-36) 上の特別の場合で、一日一回N時にまとめおくり
13〜36の数字がこのケースに当てはまります
午前5時に一回だけまとめおくり慕いときは、
24+5=29 をおくりこんでください。午後5
時は17でいいんですが、午前中はこうしないと判
別がつかないので…
例:
# matome 数字u plain(unpack)、つまりplain textを
# matome 数字i lha + ish でまとめて送ります
オプション:
オプションなしはGZIP(UNIX FROM)
u PLAINTEXT(UNIX FROM)
uf PLAINTEXT(UNIX FROM)
i lha + ish
ish lha + ish
mp MIME/Muptilpart PLAINTEXT
d RFC1153 format PLAINTEXT
b RFC934 format PLAINTEXT(mh-burst)
rfc934
ish lha + ish
lhaish
i
li
lu lha + uuencode
lhauu
unpack PLAINTEXT(UNIX FROM)
# matome 0 普通の配送へ戻す
例:
# matome 1 まとめ送り 1時間に一回(gzipd)
# matome 2 まとめ送り 2時間に一回(gzipd)
# matome 2u まとめ送り 2時間に一回(plain text)
# matome 2mp まとめ送り 2時間に一回 MIME/Multipart形式で
# matome 17 まとめ送り 一日一回と同じ(gzipd)
#この場合は17時に来る
# matome 29 まとめ送り 一日一回と同じ(gzipd)
#この場合は午前5時に来る
#matome 5 は5時間“おき” という意味
○その他
# traffic [-d] [-n <best?>] [-m <mails>] [-g] [-f yy/mm/dd] [-t yy/mm/dd]
[-u <who?>] [-a <address>]
メイルの投稿量の統計をとるコマンドです。
デフォルトで、
1. 月毎のメイル投稿量
2. メイル投稿量毎の日数
3. 時間帯別の投稿量
4. 1日25通以上投稿があった日
5. 投稿者ベストテン
6. 1日当たりの平均投稿量と最大投稿量
が得られます。
オプションで、-d を指定すると、さらに、
0. 日毎の投稿量
も得られます。デフォルトでは表示しません。
オプション -n は、5.の投稿量の多い人のベスト何人まで表示するかを
数字で指定します。デフォルトでは、-n 10 と同じです。
オプション -m は、4.の何通以上あった日を表示するかを数字で指定し
ます。デフォルトでは、-m 25 と同じです。
オプション -g は、1.の月毎のメイル投稿量と、3.の時間帯別の投稿量
と、5.の投稿者ベストテンにグラフを付けます。
オプション -f は、いつから統計をとるか、日付を指定します。日付は、
yy/mm/dd の形式で指定し、mm あるいは、dd を省略した場合は、01 であ
ると解釈します。デフォルトでは、summary の1行目のメイルの日付と同
じです。
オプション -t は、いつまでの統計をとるか、日付を指定します。日付
は、yy/mm/dd の形式で指定し、mm あるいは、dd を省略した場合は、01
であると解釈します。デフォルトでは、コマンドを実行した日の日付と同
じです。
オプション -u は、ある特定の投稿者をアドレスで指定して、統計をと
ります。オプション -u は、複数使用することが出来ます。デフォルトは、
すべての投稿者について統計をとります。
オプション -a は、ある特定のアドレスに関して、統計をとります。オ
プション -a は、複数使用することが出来ます。デフォルトは全てのアド
レスについて統計をとります。
オプションをたくさん指定して、1行が長くなっても、改行を入れずに
1行のままにしておいてください。
# whois [-h host] key whois で key を探す。
host が与えられた場合はそのhostへIPCで、
もしそうでない場合は
MLローカルな whois database を探します
# iam 自己紹介を登録する
# who 自己紹介の一覧を得る
# addr aoi@chan.panic
複数の配送先を持つ人はOFFコマンド等で
サーバの設定によっては複数マッチしてしまう
e.g. aoi@chan.panic と aoi@hayakawa.chan.panic
も両方マッチしてしまう時、
今は aoi@chan.panic についてのコマンドを行ないたい時
に使うと、このコマンド以降の他のコマンドを
aoi@chan.panic に対してのみ行なうようにする。
まんがいち複数マッチをしたら サーバは自動的に
アドレスのチェックの精度をあげてトライをするの
でたぶん必要ないとおもます
何かあったら(e.g. なんか変なメールが返ってきたり)したら
enterprise-admin@phys.titech.ac.jp
までメールして下さい。
#出来ればその時の症状、ヘッダー、syslog付きがありがたいです。
注意:古い記事は100通ずつ tar + gz した状態で保管されています。
==========例==========
#以下では mail と書きますが(昔は /usr/ucb/mailのことのつもりだった…)
#Mail (SUN)か, mailx (SVR3/4)コマンドだとおもってください。
#4.4BSD なら /usr/bin/Mail or /usr/bin/mail のことですね
1番めのメールが欲しい
% echo "# get 1" | mail MLのアドレス
% echo "#get 1" | mail MLのアドレス
100番め−200番めのメールが欲しい
% echo "# mget 100-200" | mail MLのアドレス
100番め−200番めのメールが欲しいが複数のメールになってお繰り返さ
れると気に30秒に一通づつ送って欲しい
% echo "# mget 100-200 30" | mail MLのアドレス
100番め−200番めのメールをPLAIN TEXTで欲しい
% echo "# mget 100-200 unpack" | mail MLのアドレス
100番め−200番めのメールをlha + ishで欲しい
% echo "# mget 100-200 ish" | mail MLのアドレス
100番め−200番めのメールをPLAIN TEXTで欲しい(30秒間隔で)
% echo "# mget 100-200 30 unpack" | mail MLのアドレス
?でマッチするファイル、つまり1〜9番めのメール
% echo "# mget ?" | mail MLのアドレス
*でマッチするファイル、つまりMLのメール全部
% echo "# mget *" | mail MLのアドレス
==========説明==========
1.
X-Mail-Count:1のメール“だけ”を取り寄せたい
要注意!
『必ず本文の先頭が # で始まるコマンドを用いる』
#もし間違えたコマンドを送るとこのファイルが送り返されます。
間違いのないよう、このように
% echo "# get 1" | mail MLのアドレス
とすることをお勧めします。
もし1〜3のメールなら
% cat > foo
# get 1
# get 2
# get 3
^D
% cat foo
# get 1
# get 2
# get 3
% cat foo | mail MLのアドレス
とすると
1、2、3ばらばらにメールが返ってきます。
問題はこうするとそれぞれについてsendmailが起動します。
#これくらいならどうでもいいんですがまちがえて1〜100までこのやりか
たで取り寄せようとするとこちらのマシンの大変な負荷になります。
いくら『賢い(かわいい)NEWS』といえどこれは大変
そこで
2.
X-Mail-Count:1〜9を取り寄せたい
% echo "# mget ? 30" | mail MLのアドレス
つまりftpのコマンドと(ほぼ)同じです。正規表現を用いて下さい。
今の場合?は任意の一文字だからスプールの中の?に対応する
1〜9までのファイルがマッチします。
*なら全メールだし、??なら10〜99までです。
そして第4番目はあってもなくてもよいのですが、メールは1000行を目安
に切ってバラバラに送られるのでお繰り返されてくるメールとメールの時間間
隔を指定してください。ここでは30なので30秒間隔で送り返します。
#主にこのパラメータはuucpのポーリング時間あたり2、3通になるよう
に各ユーザがコマンドを指示したいようなケースで使うべきです。
#IPであなたのマシンが一辺にたくさんメールがきても受けとる自信がある
ならあまり関係ないです。
ちなみにデフォールトは5分です。
これらのファイルはtarでまとめられgzipされuuencodeされて
送り返されます。
1000行を越える場合は複数のメールに分けますので
自分でつなげて(^^;)たとえばbarというファイルにしたとします。
#uumerge.plなども便利ですね。
% uudecode bar
% ls
spool.tar.Z
% zcat spool.tar.Z | tar xf -
% ls
spool.tar.Z spool
% ls -l
rw-r--r-- .......................... spool.tar.Z
drwxr-xr-x .......................... spool
という具合にspoolディレクトリというのが出来ます。
これの中に取り寄せたメールがしまわれています。
戻る